キョンキョン(小泉今日子)さんもはまった不朽の名作
コージ(海鹿耕治)とオギナワ(南風原太郎)の真剣勝負がはじまった・・・
演歌の星を目指し、津軽から上京したコージと沖縄からやってきたヤサグレのギターリスト・オギナワが出会い、ぶつかり、分かち合い、そして熱く熱く歌い上げる日本の心「演歌」。
愛する女(テレサ・ジャパゆき)を守るために今日もコージは演歌を叫ぶ
オラんだって武器あるったもの・・・
「俺節」は、1991年~1993年にスピリッツに連載された、なんとも生々しい独自の世界観をもった「演歌マンガ」だ。北島三郎氏が題字を書いていることは有名。「編集王」などで一世風靡した土田世紀先生の鬼才ぶりを世に知らしめた伝説のマムガーだ。
主人公のコージは、演歌の才能にあふるれ少年だ。しかし、心がとても繊細。そんなコージを取り巻く、北野波平(モデル北島三郎)、オギナワ、赤崎さん、ばあちゃん、そして愛するテレサとのなんとも奇想天外でありながら血の通った、とでも言うか、熱い血のにおいがする迫力がたまらない。
作品中に出てくる演歌の世界、ヤクザの世界、流しの世界、ストリップ小屋の世界は昭和の香りがぷんぷんする。あの小泉今日子さんも当時の自分のエッセイで全巻集めて紹介していた。ただ、スピッツを食うシーンはちょっとひいてしまいました(笑)
けっこう、新沼謙二さんの歌がたくさんでている気がします。コージがストーリーのなかで最初に歌っていた歌も「嫁にこないか」でした。ちなみに、この「俺節」。実際にこの漫画から演歌歌手が「俺節」というCDをリリースしました。

